今まで何回か安いPWM分岐ケーブルを買ってるんだけど、気に入らない。
よく売ってる安いヤツは、MOBO側のコネクタから2つに分かれているのだ。
↑ここで買ってるヤツね
細かく曲げられないから裏配線に支障が出る。気に入らない。
MMのフロントファンの接続が
分岐ケーブルの根元が曲げられないので15cmぐらいの延長ケーブル →
分岐ケーブル →
30cmぐらいの延長ケーブル(もう片方はファンへ) →
ファン
になっている。とにかく気に入らない。
というわけで、作ろう。
コネクタ類は自宅にあるからまたAliで探して買う。
割とすぐ届いたし個数も完璧。OK。
線材は必要になるかも と買っておいたAWG28(外径0.98mm)を使用する。
細いんだけど、分岐部分は2本のケーブルを押し込まないといけないのでこの細さにした。
ここで気づいた。
自動ケーブルストリッパーはAWG28の線材に使えるのか?
無理な気がする。
無理だった。
仕方ないので安いのを買いますかねぇ・・・。
いつものようにAmazonで物色。
お、これええやん!
ベッセルというとドライバーのイメージが非常に強いけど、こういうものも販売していた。
(もっと色々なものを作ってます)
見てたら電ドラボールプラスが欲しくなってきた。
一口にAWG28といっても線材によって芯線の径がわずかに異なるし、被覆の厚みも違う。
大きい穴から試していって、「ギリ緩い」の1サイズ下が「芯線切っちゃったんじゃね?」でここがジャスト。
少し開いて引っ張れば綺麗に切れている。
自宅で使っているSK11と桁違い。
SK11も悪くはないんだけど。
話は前後するけど、根元から2本生える配線が気に入らないので、デイジーチェーンのように
MOBO - ファン1 - ファン2
となるようにしたい。
ついでにファンに届かなくて延長している部分も解消する長さにすれば全てが丸く収まる。
MOBOから第1ファンまでが200mm、第1ファンから第2ファンまでが350mm
これがジャストサイズだ。
作成は簡単な部類に入るだろうけど、悩んだのが分岐する部分。
ハウジングの穴が小さく、ピンの大きさも当然のように1本のケーブルが入る想定の形状なので
ガッチリとカシめると千切れる。というか何本も千切れたw
緩くすると抜ける。あとハウジングに入らない。
どうしろと?
ハウジングの形状を見ると、横方向に広がらなければ入りそう。(要は穴が縦長)
なので芯線はガッチリさせて、被覆部分は2本のケーブルが縦になるように微妙に調整しながら
カシめる力も程々にするという苦行になった。
例によってMOBO側はケーブルが剥き出し。
分岐側が4ピン、末端側が3ピン。
スリーブの中でケーブルがツイストしてたりすると、一気に取り付けが困難になるので慎重に。
何回かやり直したw
そして完成。
抜き差しに気をつけないと千切れるかもしれないから慎重に使おう。