隣り合ったPCで違う時期に買ったにも関わらずBDアドレスが一致してしまったでござる。
調べてみるとMACアドレスやBDアドレスって任意の値に変更できるらしい。
あれ、この値って一意にならないといけないんじゃなかったっけ?w
流石中華。IEEEなんて怖くないってか。
MACアドレスを変更するAnalogX AnonyMACというアプリがWindowsにはある。
既にBluetoothドングルが装着されているWeb PCで使ってみましょう。
使い方は簡単。
デバイスを選んで、値変えて、ドーン!(雑
- MAC(BD)アドレスを変更するデバイスを選択する。
- Manufacturerで(多分)上位3オクテットで一致したベンダーが選ばれているので、
その横のDo no change
のチェックボックスをONにする。 - New MAC Addressの下位3オクテットに自由な値を入れるか、その横のGenerate Randomボタンを押す。
- Apply New MaAC Addressボタンを押す。
- PCを再起動。
・・・で完了するはず・・・なんだけど、値変わらないんですが。
何度やっても変わらない。困ったな。
そこでまた新たな情報が。
Linuxだったら簡単にアドレスを変えられる。
素晴らしい。ただしCSRのチップじゃないとダメらしいけど。
よし。
俺の買ったのはCSRだ。間違いない。
続いてLinuxだな。潤沢にあるぞ。
・・・・・。
あ。全部仮想環境やん_(´ཀ`」 ∠)_
実機はWebサーバしかない。
流石にWebサーバを使うのは嫌なので、どうしようかと思ったら・・・X61はUbuntuが入ってた。
偉いぞ過去の俺。
X61の俺の持っているモデルはBluetoothが元々搭載されているので、
事故が起きないようにBIOSでOFFにしておく。
Ubuntuが起動してから、Bluetoothドングルを挿して一息つく(何
bluezパッケージが必要とのことだったけど、既に入っていた。
元々Bluetoothの付いているモデルだったので自動で入ったと思われる。
認識した後、ターミナルを立ち上げて
$ hciconfig -a
BDアドレスと一番下にManufacturer(CSRチップだとCambridge Silicon Radio)が表示される。
いよいよアドレス変更。
上位3オクテットの00:1A:7Dは変えない方が良いので、
それ以下をランダムにして・・・例えば 00:1A:7D:01:23:45 にするなら
$ sudo bccmd psset -s 0 bdaddr 0x01 0x00 0x45 0x23 0x7D 0x00 0x1A 0x00
にする。
$ sudo bccmd warmreset
$ sudo service bluetooh restart
あとは書き込んで、再起動して
$ hciconfig -a
で表示してみると
00:1A:7D:01:23:45
になっているはず。はず!
X61から抜いて、メインPCに挿して表示してみる。
Windowsに問題なく認識されて、BDアドレスが設定値になっていればOK。
本来は一意にならないといけないんだけど、イーサネットデバイスじゃないし
自分の部屋に閉じた話なので・・・まぁ良いか。
複数台で中華Bluetoothドングルを使用していて不安定な人は自己責任でお試しあれ。