長らく続いてきたこのシリーズもついに完結!
自宅に戻って まずしなくてはいけないことは、配線の作成。
- 遠リセBOXとM/Bのリセットピンヘッダを接続するケーブル(リセットケーブル)
- M/BのUSBピンヘッダからMicro USBに変換するケーブル(電源ケーブル)
リセットケーブル
これは簡単。
パーツ箱を漁っていたら、何かのスイッチかLEDだったと思われるケーブルが出てきた。
ぶった切ってあったので詳細は不明だけど、都合良くツイストしてくれている。
ブレッドボードに挿すので程良い長さに折った(元LEDの足だった)モノを半田付け。
動いてショートしてもらっても困るので、熱収縮チューブでガード。
電源ケーブル
パーツ箱にM/BからバックパネルなんかにUSBを引き出す一式があるはず。
すぐ見つかった。
サッサとハウジングからコネクタを抜いていく。
Micro USBをどうするかというと
でぶった切った余りを有効活用。
ケーブルはそこら辺に余っていたFANケーブルから黄色を引き剥がして赤黒にしたものに。
Micro USB側は半田付け、USBハウジング側はコネクタをカシメて挿すだけ。
注意すべきは、ハウジングの何処に挿すか ということだけ。
M/Bのマニュアルにも書いてあるし、ググれば沢山画像は出てくるので難しいものではない。
M/Bのピンは
■□□□□
□□□□□
となっていてる。
■はピンがなくて、ハウジング側は逆指し防止のために穴が埋めてある。
で、赤がVCC、青がGNDになる。
まぁ、普通に使う人はそんなこと知らなくても良いんだけどw
念のためにM/Bのマニュアルを見て確認。OK。
ハウジングにコネクタを入れる寸前に違和感
圧倒的違和感っ・・・!
ハウジングの埋めてある場所が違う!
右のはなんだ。
多分M/Bに付属していた一式なんだろう。
どこのメーカーだ。こんな勝手なことするのw
確かに標準規格に則っていないM/Bがあって、それを持っていた記憶はある。
調べてみたらTyan Thunder n6650W(S2915)だった。
というわけで、別のものからもぎ取ったのが左の黄色いヤツ。
組み込み
必要なものが揃ったので早速Web PCの電源を落として接続。
M/Bのリセットピンに挿してあるモノを遠リセBOXに繋いで
遠リセBOXからM/Bのリセットピンへの配線を繋ぐ。
あとはMicro USB端子を遠リセBOXに接続して、ハウジングをM/Bのピンに
・・・なんか緩いな。
ちょっと引っ張るとすぐ抜けてしまうどころか、電源の供給も不安定。
後で要検証。
試運転
遠リセBOXのスケッチは自宅用に設定変更済み。
最悪自宅のPCにArduino IDEをインストールすれば良いんだけど、面倒なのでw
PCを起動して、Windowsが起動してしまった状態でリセットは押したくないので
BIOS(UEFI)の画面で実験。
PCケースのリセットボタンを押す → リセットされる
うん。ここは問題なし。
再びBIOSの画面を立ち上げて、隣のメインPCでブラウザ立ち上げてIP直打ち。
おお、画面表示されたよ(当たり前
そして
このボタンを
ポチッとな
おお!再起動したぞ!
たいしたことをしていないのに小感動。
よし、あとは遠リセBOXにフタしてヒートシンクを取り付ければ完成だ。
Web PCってフロントの一番下は5インチのドライブが取り付けられるようになっていて
そこには何も設置していない。
置き場として邪魔にならなくて良いけど、ケースFANの風は全く通らない。
なんかヒートシンク付けた意味ない気がしてきた。
ケースFANの真後ろはHDDが鎮座していて、熱いからその付近には置きたくない。
結局一番下に置いて対流を期待する事に。
サイドパネルを締めてPCを元の位置に戻して終了。
念のために先程同様IPを直打ちして・・・表示されない。
渋々PCを出して開ける。
やっぱりハウジングのソケットが緩い。
よく見たら90°捻れて付いていた。そりゃ緩くもなるよw
今度はちゃんとピンに固定できた。
というわけで 完 成 ! \\\\ ٩( 'ω' )و ////