ふとブルスタのホームページを見るとバージョンが上がっていた。
5.5 → 5.6.0.1126に。
大きなトピックとしては、ディスクのクリーンナップが搭載されたことか。
ところがコイツは地雷だった。
致命的な問題があって使い物にならない。
俺の所で発覚した問題は3つ。
3つ見つけた時点でリカバリーする方針に変わったのでもっとあるかもしれない。
- 文字入力しようとするとインスタンスが落ちる [MMのみ]
- スクリプトを動かそうとするとインスタンスが落ちる [MMのみ]
- ウィンドウがアクティブじゃないとスクリプトが実行されない [VMサーバ]
1.
文字入力欄にカーソルを合わせただけでインスタンスが落ちる。
致命的だ。
ログにもFatalが出ている。中身はわからんけど。
チャットせずにゲームしろって?
これはMMのみでVMサーバは大丈夫だった。
ATOKとの相性かと思い、MS IMEに切り替えたけどダメだった。
2.
これもMMだけ。
スクリプトを起動するためにキーを押したらインスタンスが落ちる。
何か根本的にオカシイ。
3.
スクリプトが動いたVMサーバ。
いつもウィンドウを複数枚開いて、毎朝定例的に実行するスクリプトを
実行→次のインスタンスのウィンドウをアクティブにして実行→・・・
という流れで連続で流しているんだけど、最後のウィンドウしか完走していない。
他は中途半端なところで止まっている。
実験してみるとウィンドウが非アクティブになったときに実行中のスクリプトが落ちているっぽい。
効率めっちゃ落ちるんですが?
ブルスタにバックアップ機能は無い。
っつーか、酷くないかそれ。
それでもバックアップは必要だ。
手動でなんとかする方法はある。
公式ページにも書いてある。
そんなこと書いてるぐらいならバックアップ機能作れよ。
ブルスタをインストールした場所からファイル/フォルダをコピーして待避するだけ。
例えばGドライブにインストールした場合、
G:\BlueStacks_nxt
こうなる。
バックアップの対象は
G:\BlueStacks_nxt
の中にある
これをコピーして別のどこかに保存すれば良い。
まぁ中を見たことがある人はわかっていると思うけど、
インスタンスの仮想ディスクのファイルはEngineフォルダの中にある。
俺の場合は36.7GB。
平熱よりちょっと高いね(謎
SSDを汚したくないので、俺は外付けHDDにバックアップしている。
UGREENの外付けHDDケースが大活躍。
結構時間が掛かるので覚悟が必要w
RAMDiskを使っているから同期するまでは
自動的にバックアップがある状態にはなっているけど。
ブルスタのホームフォルダ以下を丸っとRAMDiskにブチ込んだ状態で
アプリを更新するとジャンクションだったものが実フォルダ/ファイルになる。
でもバックアップは残っていて、RAMDiskアプリからはジャンクション設定が消えていて
と非常に気持ち悪い状態になるので、実フォルダ/ファイルに戻しておいた方が吉。
リストアの方法は、
- アップデートしたブルスタをアンインストール
- 古いバージョンのブルスタをインストール
- 勝手にインスタンスを作って起動するので、閉じる
- Engineフォルダの中を全部消す
- バックアップのEngineフォルダの中身全部をコピー
- bluestacks.confをバックアップから上書きコピー
これで元の通り動くはず。
MMはこの方法でサッサと復旧。こっちの方が重要だからね。
VMサーバの方はbluestacks.confのバックアップを取り忘れていた。
Engineフォルダの中を上書きコピーした後に気がついた。
このファイルだけ5.6のモノでも動くんじゃね?と高をくくっていたら
インスタンスマネージャーが起動しなくなった。
ヤバい。VMサーバの方は入れてすぐバックアップと同期してしまった。
手元にあるのは5.6のbluestacks.confだけ。
ブルルルァァアアアアア!!!(若本ボイス
バックアップは大事だね。
ションボリしながら
- インスタンス作成
- ゲームをインストール
- アカウント連携
- 基本的な設定のみ行う
- インスタンス複製
- 別のアカウントと連携
で復旧させました。
実はそんなに時間はかかっていない。