タイトルの通り、何故か今頃になってGranTurismo 4（以下GT4）を引っ張り出してきた。
PS2エミュレータ（PCSX2）を使うことになるんだけど、ちゃんと自分のとこで吸い出したので合法だ。
当時のハンコンはGT Forceだったけど、田舎にはLogicool G29（以下G29）がある。
是非ともコイツを使いたい。
ググっても出てくる情報が古かったり、細かく書かれていなかったりで 動かすまでにあちこちハマった。
・・・けどなんとかなった。多分。
セットアップ
まず必要なのはG29を動かすためのプラグインqemu。
右の方にReleasesってのがあるので、そこからダウンロードする。
最後のリリースが2020年だけど、まぁ仕方ない。
現在（2023/6）の最新バージョンは0.10.0。
プレリリース版は0.10.1-20まであるけど、それでも2021年。
ダウンロードしたら解凍して、USBqemu-wheel-0.10.0.dllをPCSX2のPluginsフォルダに放り込む。
で、PCSX2を起動。
通常のコントローラーの設定であれば設定→コントローラー→プラグイン設定で行う。
使っているプラグインはLilyPad。
qemuとLilyPadを併用するな的なことがどこかに書いてあった。
（設定を上書きしてしまうのか？）
なので、そこは触らない。
ハンコンの設定は設定→USB→プラグイン設定で行う。
実機でもUSBを使うからUSBの項目に入っているんだろう
この画面から既に罠だったｗ
ひとまずこの状態でConfigureで詳細画面に入ると
設定画面はいかにもな感じ
それぞれのボタンをクリックして、コントローラーのボタンを押すということを繰り返して設定をする。
・・・んだけど、上下左右（ハットスイッチ？）は何故か反応しない。
いや、これ使えないとG29と互換コンの2つで操作する必要があって無駄だろ。
更に右上のaxes類。
ボタンをクリックすると左側の一覧が一瞬チラッと再描画されるんだけど、なんか予想していたのと違う。
ステアリングを右いっぱいに切って、左いっぱいに切って、中央で止めて みたいなのを
予想していたんだけど・・・。
仕方なく互換コンと2つ使用することに。解せぬ。
で、実際ゲームを始めてみるとステアリングが真っ直ぐなのに、右いっぱいに切られていることになって
真っ直ぐ走らん。
同様に試したEnthusia（エンスー）の設定画面では、ボタンの設定のところで
入力されっぱになっているようで、ルーレット状態。
もちろん真っ直ぐ走らない。
何故だ・・・。
ググって英語のフォーラムを読んでいると、そもそもの設定が間違っていたことが判明。
Device APIで最初に表示されていたRaw Inputをそのままにしていたけど、
実際にはDInputにする必要があるようだ。
あとEmulated wheelはDriving Force Pro (rev.11.02)にした。
新しい方が良いだろうという理由でｗ
ステアリングに色々ボタンが付いているヤツはDInputじゃないとダメなんだろう多分
で、Configure
こっちはわかりやすいUI
Raw Inputより全然わかりやすい。
REASSIGNボタンを押してコントローラーに対応するボタンやなんやらを操作して登録していく。
Direct Inputなだけあって、ハットスイッチ（十字キー）は問題なく登録できた。
L1、R1はG29に対応するボタンがないので 左パドル、右パドルで登録。
右側のグラフでステアやペダルの入力をリニアにしたり可変にしたり設定できる。
ここは使っているコントローラーや個人の好みの部分なので、ベストな設定を探ることになる。
ひとまずペダルは踏んだら踏んだだけ、ステアは切ったら切っただけのリニア設定。
ステアリングのデッドゾーンは設定した方が良いかも。
そしてゲームに戻ると、
おお！ちゃんと真っ直ぐ走る！！
メニューの操作もステアリングに付いている十字キーで問題なくできる。
ただ普通のコントローラー（この場合はDualShock）が接続されていなくても、
設定が生きていて入力が行われているような動作で
パドルでシフトダウンすると毎回後方視界に切り替わるｗ
そんなに後ろ見なくて良いから。
これはDualShockの設定でL、Rを何にも割り当てないようにすることで解決。
当時と比べて格段にドラテクはあるけど、ゲームの方は久しぶりで
ライセンス取得が苦痛ｗ
ゴーストが出るはずなんだけど何故か動かなくて、どこが悪いか、どう削るかという対策が取れない。
ひとまず国内Bをオール銀（金もチラホラ）にはできたけど・・・。
