新しくなって超快適なPCに生まれ変わったメインPC。
生まれ変わったというか、元々のパーツってVGAと光学ドライブぐらいだし(ケースもね
更改のポイント
今回のPC更改は以下の3つに重点を置いていた。
- 今より省電力に
- 今より高速に
- 今より静かに
4790Kは88Wなので、それより減らすとすると65W、45W、35Wあたりになってきて
性能も合わせて下がってくる。
Intelの i7-9900Tが8C/16Tで35Wなんだけど、PassMarkはそれなりに良い成績になりそう。
でも現時点で数値は不明。
しかもES品が出回っている程度で、何時製品が出てくるのかもわからない。
サブPCに買った7700Tもどういう風に売られていたかわからないけど
偶然新品で手に入ったのは運が良かったのかどうなのか。
高速化としてストレージの入れ替えも行う必要がある。
今使っているM.2 SSDはKingstoneのゲーミングラインナップであるHyperXシリーズで
R:1400MB/s、W:600MB/sを謳っていて、当時は高速な部類だった(と思う。確か)
・・・のだが、実測でそんな値が出なかったw(ノ∀`)
(R:795MB/s、W:673MB/s ※何故かWriteだけカタログ値より1割以上速い)
最新のM.2 SSDだったら桁違いに高速だろう。
以前価格調査をしてZ兄者に紹介したSSDが、ほぼカタログ通り(R:3480MB/s、W:3000MB/s)の速さで
かなり羨ましかったのもあるw
今より静かにするには回転する物を減らせば良さそうだ。
抜群の安定性と速度を誇っていたストライピング構成のSAS 2のHDDを外すことに決定。
M.2 SSDの方が速いし音しないしw
なんたって15,000回転だからな。HDDが多少静かでもケースが共振して凄い音が出る。
RAIDカードのせいで起動が遅いわ HDDが五月蠅いわで変えたい・・・けど勿体ないと使い続けていたのを
今回敢えて切り捨てる。
騒音と共に熱源も減るはずだ。
今回踏み切ったのは消費税が上がる前に構築したかったというのが大きい。
あとネタ的にAMDに戻りたかった(何
コンセプトは「5年間はそのまま使えるPC」だ(・∀・)
CPU
Ryzen 7 3700Xは第三世代のRyzenになる。
第一世代、第二世代が出たときに一応性能チェックしてたんだけど、
乗り換えて劇的に良くなるわけでもなく、なんか微妙ー という印象しかなかった。
(市場でどう評価されていたかは知らないけど)
第三世代ということで大幅にパワーアップした。
最上のRyzen 9 3900Xは12コア24スレッドで、PassMarkは怒濤の3万超えだけど
TDPが105WとアチチなCPUなので、それより低発熱で高性能な・・・と探していくと
3700Xが8C16T、TDP65Wと絶妙な位置にいて、もうこれしかないと!
AMD Ryzen 7 3700X
どうでも良いけど、「Ryzen」なのか「RYZEN」なのかハッキリしてくれ。気持ち悪いw
久しぶりにCPUにピンが付いているCPUを装着する。
なんか懐かしい・・・(遠い目
M/B
第三世代Ryzenの力を余すところなく使うにはX570チップセットが必須。
どっちにしろM/Bは買わなくてはならないんだけど。
ASUSは俺と相性が悪いので除外。
GIGABYTEかASRock先生かMSIかで悩む。
悩んだ結果、安定のGIGABYTEになった。
X570はチップセットにファンが付いているのが特徴。
せっかくCPUの消費電力を下げたのに、チップセットで帳消しになってないと良いんだがw
M.2スロットにはヒートシンクが付いているのも選んだポイント。
裏側に柔らかいものが付いていて、ヒートシンクに熱を伝えて冷やすようだ。
M.2スロットが2つあるので、容量を増やしたければ簡単に増設できる。
背面のI/Oのパネルは最初からM/Bに取り付けられていた、というか一体化していた。
こんなの初めてだが、こっちの方が楽やん。
みんなそうすりゃ良いのに。
メモリ
最初からCorsairしか考えていなかった。
現状16GBで充分足りているんだけど、必要になることがあるかもしれない。
大は小を兼ねる というわけで倍の32GB(16GB*2)にした。
型番はCMK32GX4M2B3200C16でPC4-25600(DDR4-3200)なんだけど、
SPDは2133MHzになっているので2133MHz駆動。
XMPを読み込ませて定格以上で動かせるけど、電圧が上がったりして
寿命を削るだけなので、定格で動かすことにする。
そんな変わらんだろ。多分。
CPUクーラー
見知ったメーカー(EK)でAM4に対応しているヘッドを採用。
EK-Supremacy EVO AMD
M/Bの初期状態はバックプレートに、表側のステーを挟んでネジ止めしてある。
そのネジとステーを外してCPUヘッドをいきなり固定するw
水冷ではバックプレートに長いネジを取り付けた後にヘッドの穴に通して、
バネを挟んでネジで締め込んでいく という手法が多いんだけど・・・いきなり固定か・・・w
毎回悩むんだけど、ブロック右下にある水色のヤツ。
これ剥がすべきなんだろうか。
「Remove Foil」って書いてあるから剥がして良いんだろうけど。
4790Kの時もEKだったんだけど、剥がさず使っていたw
まぁ良いや。放っておこう。
使っていたCPUヘッドは取扱説明書を読むとAMD AMxと表記されていて
もしかしたら使えるかもしれないけど、M/Bの穴の位置が違うんじゃね?という気がしてならないので
冒険するより確実な方を選んだw
クローニングに必要なM.2ケース
昔だったらOSを入れ直してスッキリ!だろうけど
Windows10になってそれも色々面倒(というか無償でアップグレードしたので実質無理?)なので
今あるSSDから購入したSSDにゴソッとコピーする必要がある。
そのために一番手っ取り早いのがM.2 SSDを外付けドライブにするという方法。
Mキーが使えるもので一番安いのがELUTENGだった。
ELUTENG M.2 PCIE NVME to USB3.1 SSD 外付けケース
本体はズッシリと重い。
商品説明を読むと手間の掛かるアルミ削り出しだった。
おいおい、それがこんな値段で手に入って良いのか?
M.2 SSD
最新のチップセットX570によりNVMe PCI-E Gen.4x4が使用可能。
そりゃ使うしかないじゃないか(・∀・)
調べた限りコイツが現時点(2019年8月)で最速クラス。
GIGABYTEも同じようなの出してるけど、中身どこのだろうな。(同じだったりして
ポンプ
これは今回買ったものじゃないけど。
Laing(ラング)のDDCポンプとEKのニッケルハウジング
手前のはプラグインのインサート(内径7.5mm用)とDDCポンプ用のパッキン。
今回は買っておいた新品のポンプを使うのでパッキンは不要だし、
チューブを変更しなければインサートも不要。
予備にしては買いすぎだな過去の俺。
ニッケルのハウジング
ポンプが熱くなるので、外側を熱の伝わりやすい金属のものに換装することで
効率的に放熱しましょう という代物。
見た目だけのパーツじゃないのか。
ポンプは新品未使用。
5年以上前に買った物だったのか・・・・動かなかったら泣くしかないな。
というか今まで使っていたポンプ、2007年4月購入であることを知って驚きを隠せないw
12年以上働いてくれていたのか・・・。
流石はドイツ製。科学力はァァァ(ry
構築
組むのは簡単だったが、水回りを慎重に行ったので時間は掛かりまくった(;´Д`)
この辺については別記事で。