G304を直して機嫌が良いので、Mad Catz R.A.T.Mを分解したくなった(?
ニッチな製品な上に古いから情報が無く、どうやって分解したら良いのかわからない。
ま、組み立てができるってことは分解もできるはずだ。
特徴であるメカメカしさのおかげで分解しづらそう。
凝ってるよなぁ・・・。
ひとまずひっくり返してみましょう。
どうせソールの下にネジが隠されているんだろう。
ソールを上手く剥がせる気が全くしない。
特に右側の細いところ。
絶対千切れる。
再利用なんてしない。
家具スベールでも付けておきゃ充分でしょう。
おもむろに角にマイナスドライバーを刺してめくる。
一切の躊躇無しw
このマウス、底面がアルミのプレート。
無駄なコストアップw
ネジを外そうとしたら、なにやら様子がおかしい。
2本は外れたんだけど、2本は回らないというか噛み合わない。
よく見ると・・・
画像では上下逆になっているけど、下側が前ね。
緑の印は+ネジ。
赤の印はヘックスローブ。適合はT6H。
ネジ山潰す前に気づいて良かったw
で、4本のネジを抜く。
思ったより長い。
金属プレートが外れるもんだと思ったけど外れない。
このネジでどこが外れるのかと思ったら
R.A.T.Mは左ボタンの左側にボタンがあって、その配線が本体側のコネクタで接続されている。
傷が付かないようにコネクタを抜く。
スイッチはOMRONか。
黒い部分を下方向にずらすとFFCが抜ける。
上層基板は、黒ネジで3カ所固定しているのを抜けば外せる。
・・・が、めっちゃ外しづらい。
構造を見て、なんで外しづらいのかわかった。
ロジのマウスだったら、間違いなくFFCを使っているところだ。
電池用のバネが一体になっていて引っかかるのが抜けにくかった原因の1つ。
とにかく外してみよう。
ディフューザーみたいなパーツは挟まっていただけ。
下層の基板は、右ボタン側がネジ2カ所(黒と銀)、左ボタン側が1カ所(黒)で固定されている。
ネジを外したらすぐ取れるだろうと思っていたけど、引っかかって取り出せない。
外せない以前に、どうやって入れたんだ?
あ、これは爪か。
凄ぇな。無駄に凝ってる。
ようやく基板が外れた。
使ったR.A.T.Mは全部同じ症状でホイール回転が死亡するって、どんだけ酷い部品だよ。
ピンボケしちゃったけど、CHBという刻印がある。
サラッとググってみたけど詳細がわからない。
低品質な物も含めて雑多なパーツを売っているuxcellの扱っている商品の中にもあった。
交換するなら基板面から軸の中心までの長さを測って、同じ寸法で合いそうなものを買えば良さそうだ。
奥に見えるのは右ボタンのスイッチ。
*C-F-7N
なんかとても嫌な予感がするw
見なかったことにして分解を進めよう。
マウス左側の5D ボタン周りってどうやって外すのか。
左側とは関係なさそうなネジを発見。
今までの経緯から長いネジで固定している可能性が高いので外してみる。
電源スイッチが取れてしまって、どっち向きだろう と焦りかけたけど大丈夫だった。
最初の方で写真撮っておいて良かった。
ホイールクリックを担当している一回り小さいスイッチがある。
YSAと書いてあるけど、例によってよくわからないブツだ。
見た感じスイッチが2つだけっぽいんだけど、何故ピンヘッダが 6x2 なのかわからん。
まぁ良いやw
スイッチが死ぬより先にホイール(ロータリーエンコーダ)が死んだので一応セーフ(何が
基盤が分離するからスイッチの交換は簡単だ。
交換しないけど。
ひとまずここまで分解して満足した。
直すつもり全く無し!
だって
- ソールの滑りが良くないのに面積が広いから重く感じる
- Windows10以降はアプリが落ちて多ボタンが無意味に
- Bluetoothでも付属のアダプタでも安定して接続されない
- ホイール(スクロール)がすぐ死ぬ
- すぐ電池切れになる
ゲーミングマウスのカテゴリだけど、マウスとして致命的な問題が多いのはダメだろう。