セールしていたので勢いで買ってしまった3Dプリンター。
購入したのはENTINAのTina2 Plus。
入門機だ。
探す際に重視していたのは
- 価格
- 本体の大きさ
- 方式(FDM)
- 本体がむき出しか否か
比較的安い価格帯でカバーで完全に覆われているのは光造形なのでレジン的なヤツだ。
あー、ダメ。臭くなりそうw
なのでFDMで探しているのだ。
前に何かで見たのは電子レンジみたいな感じで、扉を開けて造形物を取り出していた。
むき出しだと引っかけたり埃とか不純物が混じったりして残念なことになりそうだったので
密閉(?)型を探していたんだけど、エントリー機では見かけなかった。
前後は穴開いてるけど、まぁこれなら良いか ということでTina2になった。
Tina2は3種類あって、Tina2(Basic?)、Tina2S、Tina2 Plus と
右に行くほど上位になっている。
Plusは対応フィラメントが他と比べて増えているのが最大のポイント。
あー、もうこれで決定でしょ。
ポチッとな。
上面には除去する必要のあるステッカー
下の方にあるのはLCDとダイヤル。
本体で操作する時はダイヤル左右回転+押し込みで操作する。
普通ダイヤルって1クリックで1つ下(上)にカーソルが移動するじゃない。
コイツ数回クリックするぐらい回さないとカーソルが移動しない。
雑すぎるぞw
付属品
まぁ普通だな と思ったらスティック糊が入っていて二度見。
プラットフォーム(印刷する時に材料を乗せるプレート)にくっつきにくくなったら
使えとある。
フィラメントも付いている。色は赤。何mかは不明。
USB(Standard-B)、電源ジャックが上にある
なんで上に付けちゃうかなぁ・・・。
見栄えが悪い上に引っかけたらどうするんだよ。
※中を見たら理由がわかった。メインボードが上にくっついているのだ。
電源は余っていたL字型アダプタを使ってスッキリ。
USBケーブルはそもそも入っていない。
シールの貼り方から全くやる気が見受けられないw
勝手がわからないので、マニュアルを読む。
まず表紙からして怪しいw
いきなりQRコードで「アプリをダウンロードして開封ビデオを見てください」って
なんでスマホ前提になってるんだよ。
日本語なのはありがたいんだけど、何かわかりにくい。
フィラメントをセットした後の説明がQRをスキャン。
唐突すぎないかコレ。
で、その後が「アプリのために保存してください」。
何を。
どこに。
「アプリを使ってさらにモデルを印刷してください」
「デバイスはネットワークの設定を行い、あなたのあアカウントに登録する必要があります」
もう完全にスマホアプリから印刷することにしている。
そしてわかりにくい。
こいつはWi-Fiを積んでいるんで、やろうとしていることはわかる。
でもPCやネットワークに詳しくない人だと詰まないか?
そしてアプリにアカウントを作って登録しろ と。
だが断る。
一応アプリをスマホに入れたけど、イラッとした勢いでアンインストール。
スマホからの印刷説明を全部読み飛ばす。
そして次に出てきたのが3D印刷フローチャート。
それ最初に説明しろよw
- 3Dモデル(STLファイル)をダウンロードする
- スライスする
- Gcodeを取得する
- 印刷する
レビューを見ているとスライスするアプリは付属のWiibuilderを使うのが無難らしい。
肝心な設定は「スライスパラメータを設定してください」と軽く流され、話が先に進む。
不親切w
で、スライスアプリから作られたGcodeをTF(=microSD)カードのルートにコピー。
素人に「ルート」なんて通じないよw
入門機にしては時々高いハードルがあるな。
GcodeをTFカードにぶっ込むとあるけど、付属のものにはサンプルが入っているので
それを3Dプリンタに挿してやれば直接印刷できる。
今まで アプリが~ とかやってたのは何だったんだろう。
ファイル名からはわからんので27分と書かれているものを印刷してみる。
オートレベリング搭載なのでプレートの水平を手動で調製しないで済むのが良い。
おー、なんか動き出したぞ。
LEDで中が照らされる
手前の直線はノズルチェックでもした時の残骸だろうか。
時間は計らなかったけど、割と速く終わった。
よくわからんキャラクター(?
拡大してみるとわかるけど、段差がはっきり見て取れる。
ゆっくり設定にしたら多少はマシになりそうな気もする。
個人的には
- 3D CADで図面を引く
- STLでエクスポート
- Wiibuilderでスライス
- PCから直接プリンターにデータを送り込む
こうしたい。
L字型のStandard-Bケーブル買わないと。
さぁ色々勉強だ。