自作のPCIe補助電源ケーブルを改良したくなった。
NVIDIAのハイエンド級グラボは相変わらずコネクタ溶解問題がある。
「コネクタがちゃんと刺さっていないのが問題」とされているけど・・・。
ちゃんと刺さっていない(厳密に言うと端子同士が正常に接触していない)と
それ以外のケーブル・端子に大電流が流れて発熱→溶解 となるのだろう。
もしもの時のために大電流に耐えられるケーブルにするのが重要と言える。
そういう観点から言うと、CorsairやMSIの電源ケーブルは
GNDの2本が1本にまとめられて電源に戻ってくるのはマズいんじゃないだろうか。
ハイエンドの電源がどうなっているかは知らないけど。
・・・ということで、できるだけ細くて許容電流が多いケーブル探しの旅に出る。
基本的にケーブルの太さ(というか芯線となる撚り線の本数)で許容電流が決まる。
残念ながらコネクタの穴の大きさの制限があるので太くするにも限界があるのだ。
協和ハーモネットが扱っているUL1007だと
- AWG20:9A(外径1.8mm)
- AWG18:13A(外径2.2mm)
- AWG16:17A(外径2.5mm)
となっている。
新しいカタログを入手したらメーカーが変わったようでAWG20が11Aになっていた。
AWG18にしたいところだけど、穴には1本しか入らない。
潰せば2本入るかもしれないけど、どう考えてもそれは危険だw
この前購入したクロシコの電源のように分岐無しケーブルなら、AWG18が使用できる。
AWG16は入らなそうだ。
PCIe補助電源ケーブルはAWG16を推奨しているみたいだけど・・・入るのか?
で、同社UL1015だと
AWG20で14A耐えられるんだけど、皮膜が分厚くて2.6mmもありやがるw
あれ~?何か前にやらかした記憶が・・・。
同UL3265だと
AWG20で何故か12Aまでいける。
しかもケーブル外径が1.55mmなのでUL1007の1.8mmより僅かに細い。
これならパラコードに入れるのも楽でしょう。
Amazonで調べたけど、
- 明示的に許容電流が書いていなかったり
- 書いてあっても協和ハーモネットのものより低かったり
- そもそも外径が太かったり
と理想のケーブルが見つからない。
UL3265で良いや。
前はUL3265のAWG22を買ったけど、今回はAWG20にした。
リールで売っていないので10mの袋詰めになる。
メインPC用にも買ったので2つ。
Amazonより千石の方が安かった。
12Aに耐えられるのか不安になる細さ
ちょっとひらめいたことがあったので、パラコードをまた購入した。
こうやって在庫が増えていくんだ・・・w