最近鯖機に色々追加してサーバらしく(?)なってきた。
・・・のは良いんだけど、そのせいで公開しているページが重くなっていたら嫌だな。
Celeron J3455なんでWindowsを載せて動かすには非力感は否めないスペックだけど
細々とサイト運営をするには充分・・・だと判断しての構成なのだが。
・・・で、実際のところはどうなのよ というのは不明。
外からアクセスした感じでは 遅くてイライラする ということはないけど。
AIXだったらnmonがあるんだけどなぁ と思って調べてみたら
nmon for Linuxがあるやん。
コレだよコレ!
nmon
nmon=コマンドラインのシステムモニタ。
Windowsでいうところのタスク マネージャー。
nmon for Linux | Main / HomePage
CUIなんで見た目はお察しなんだけど、必要な情報はちゃんと出てくる。
CPU、メモリ、ネットワーク、ディスクアクセスを表示中
nmonの真価はこれではない。
指定された時間の間 裏でロギングした情報をファイルに出力できる。
それをnmon Analyser(Excelのマクロ)に読み込ませるとグラフ化されたりして
システムがどういう状態なのかを見やすくしてくれる。
チューニングや増強の判断材料になる素晴らしいツールなのだ(゚∀゚)
インストール
バイナリを落としてインストールする・・・前に
あるんじゃないか?パッケージ管理ツール(yum)に。
# yum install nmon
で出てきた。ちゃんと入ってたのね。手間が省けた。
インストールして上記のCUIの画面を眺めているのは時間の無駄なので
ひとまず1日ロギングしてこい とコマンドを・・・・・忘れた('A`)
IBM Knowledge Center - nmon コマンド
確か、コマンド打ったパスにファイルが出力されたように記憶しているので
適当にディレクトリを掘って、その中で実行しましょう。
※まぁ -Fオプション使えば良いんだけど。
1分ごとに1日(=24時間)取れれば良いので
# nmon -fT -s 60 -c 1440
として1日放置。
上のコマンドだと「60秒間隔で1440回(24*60)取得せよ」となる。
nmon Analyser
Excel形式のnmon Analyserを起動して、マクロを有効にする。
で、サーバで出力した*.nmonファイルを読み込ませる。
仕事で使っていた時よりnmon Analyserのバージョンが上がっていて
見た目が大きく変わっていることに驚いたw
測定したのは土曜~日曜だけど、ありがたいことに平日/休日の差があまりないので無視できる。
何を重視するかで見る場所が変わるんだけど、ひとまずザックリと評価してみる。
CPU
黄色はアイドル。
暇!CPU 超・暇!
たいした処理は動いていないから当然と言えば当然なんだけど。
というわけで、CPUは現状で何も問題はないと言える。
メモリ
1.5GB以上の空きを維持している。
念のためページングもチェック。
時々ピコンと跳ね上がっているけど、ガッツリと張り付いているわけじゃないので問題なし。(多分
そもそも単位が小さいや。(跳ね上がっているところで20MB)
ディスクI/O
I/Oはアクセスが多い時間帯に多少増える程度。
ネットワークI/O
うーん・・・低空飛行だなぁ。問題なし。
さっきのディスクI/Oの所でもちょっと目に付いた3:00頃の跳ね上がり。
これはデータ バックアップの夜間バッチだったりする。
3:00はDBのバックアップを行っているので、ディスクアクセスが発生するし
別の場所にコピーするのでネットワークのアクセスも発生する。
結論
現状で何か対策する必要はなさそうだ。
自宅で作業する時は内側向けのDNSが仕事をするので、もっと負荷がかかるはず。
別途計測してみましょう(・∀・)