DBの操作・閲覧をするとき、YO$HIは基本的にSQL文 手打ち。
漢は黙って手打ち!(゚Д゚)(何
SQL文をガシガシ手打ちするのは別に良いんだけど、ターミナルで作業していると
結果が非常に見づらいのが難点。
項目が多いと激しく折り返されて視認性大幅ダウン。
そういう意味ではDBツールって便利だよな。何かないのかな?
・・・と調べてみたら良さげなのがあったので検証してみましょう。
パッと出てくるのはこの2つだった。
両方とも、DBサーバに繋ぐために専用のポートを開けず、SSHで繋ぐことができる。
Firewallに余計な穴を空けなくて済むというのが良いですな。
俺の用途は単純で、必要に応じてテーブルの情報/制約を見たりするけど
基本SQL文をガシガシ打って結果が表で見られればOK。
その時の操作性やサポートっぷりが評価対象になる。
というわけでサッと使ってみた感想を。
MySQL Workbench
MySQLの公式アプリ。
単純なDB操作ツールではない。
MySQL Workbench は、データ・モデリング、SQL 開発、およびサーバー設定、ユーザー管理、バックアップなどの包括的な管理ツールを提供します。
・・・とあるので、かなり高機能。
- 高機能だけど正直そこまで必要ないw
- 英語だけど別に気にならなかった。(勇士のパッチを当てて一部だけ日本語化はできる)
- クエリとその結果が1つのタブになるので参照しやすい。
- (用途からすると当然かもしれないけど)見た目のカスタマイズはあまりできない。
白いと落ち着かない・・。 - フォント・フォントサイズの指定が直打ち。嫌がらせか。
- 初期設定では文字が小さくて見づらいのでカスタマイズが必要。(解像度はFullHD)
- 左側にツリー構造でテーブル一覧、その配下にカラム等があり、ダブルクリックでエディタに挿入される。 そういやそんなツールがあったな。(黒猫だったかな?)
From テーブル名
を記入しておけば、入力しながらCtrl+Spaceでカラム名の入力候補が表示される。
欲張ってFromのテーブル名も入力候補が出てくれるかと試したけどダメだったw- エディタで打っているSQL文が間違っていると印が付くんだけど、2行目以降で間違っている行に付く時と、1行目に付いてしまう場合があるのが謎。
またSELECT a1.bbb, a2.ccc FROM a_table as a1;
とやっても「a2間違ってるよ」とは教えてくれない。あくまでも簡易的なチェックのようだ。 - エディタに複数のSQL文を書いても、選択行のみ実行(Ctrl+Enter)ができるので便利。
- セミコロンなしでも動いてくれるけど、複数のSQLがエディタに書いてある時に間違い印が付いてしまうので付けるのが無難。
- テーブル作成時に型は選択できるんだけど桁の入力欄は?と思ったらINT(10)のように書くようだ。ちょっと不親切。(すぐ慣れるだろうけど)
HeidiSQL
HeidiSQL - MariaDB, MySQL, MSSQL and PostgreSQL made easy
MySQLだけでなく、PostgreSQLにも使えるクライアント。
最近PostgreSQLって聞かないなw
- SSHで繋ぐにはplinkが必要。
- 標準で日本語対応。やっぱり英語よりは使いやすい。
- テーマが沢山あって色の変更も容易。黒化ができるのは重要。Carbonというイカしたテーマがあったので迷うことなく選択。
- ボタンが沢山あって慣れれば便利なんだろうけど、ゴチャゴチャしていてわかりづらい。
- クエリのタブは1つしかない。ホスト、データベース、テーブル、データ、クエリの5つのタブがCtrl+1~5に割り当てられているので、これを切り替えながら使うスタイルと思われる。俺にはちょっと合わない。
- ウィンドウを最大化するとステータスバーの下5分の1程が見切れる。(設定しているフォントサイズの関係?)
- 画面構成はMySQL Workbenchに似ているけど、左ペインはテーブルの一覧だけで、カラム等は別の場所にある。
小っさ!w
左のテーブル一覧からツリー状になっている方が良いのに・・・。 - Ctrl+Spaceで入力候補が出てくる・・・が使いにくい。
テーブル名が出てくるのは良いんだけど、FROM テーブル名
とした上でSELECTでカラムを呼び出したいのに出てこない。テーブル名.
や別名.
と打てば出てくるだけに残念でならない。 - 文字列選択の動きが残念。
例えばSELECT COUNT(*)~
と入力してある状態で"COUNT"の部分をダブルクリックすると"COUNT"全体が選択状態になる。そのダブルクリックの2回目を押しっぱにして右にドラッグすると(*)以降好きなところまで選択状態にできる のがWindowsの共通的な動きなんだけど、ドラッグできない。選択範囲が広げられない。凄ぇ使いづらい!(#゚Д゚) - SQLクエリの実行はF9。遠いw 設定で変更可能。
- テーブルの作成はMySQL Workbenchより断然わかりやすいw
- デフォルト設定でログに情報流しすぎ。テーブルをクリックしただけで SHOW CREATE TABLE 'DB名'. 'テーブル名'; とか毎回出る。オプションでOFFが可能。(設定の
ログ
タブの内部 SQL クエリー
をOFFにすれば消せる) - 同じSQLの実行でMySQL Workbenchより速かった。(バイナリを含んだ約6,700件@800MB相当)
結論
使う人のクセや使い方に合うかどうかはあるけど、どちらも普通の使い方であれば問題なく使える。
※俺的には文字選択の動きが決定的に許せなくて「HeidiSQLはダメ」だけど。
というわけでMySQL Workbenchに軍配が上がった。
SQL Workbenchが黒化できれば・・・。
他にアプリがあれば試してみたいところ(・∀・)
私のところではA5M2が標準です。
情報提供ありがとうございます。
ちょっと使ってみた感じですけど凄く良いですね。軽いし。
しばらく使ってみようと思います。